お墓参りを考える

8月はお盆を迎え、9月にはお彼岸がありますね。皆さんは、お墓参りされましたか。通常、お盆やお彼岸には、墓参りをする習慣があります。お墓参りする機会が続いていますので、お墓参りについて書いてみます。お墓参りは、いつ行っても良いのですが、基本的には、命日やお盆、春秋のお彼岸に行くようです。命日には、亡くなった同月同日の「祥月命日」、毎月の同日の「月命日」があります。お盆は、死者が年に一度帰ってくるという信仰に基づいた儀式であり、8月13日から4日間。お彼岸は、春分、秋分の日を中日とした前後3日を合わせた7日間をいい、この間に彼岸会という法要をしたり、墓参りをします。

では、お墓参りには、どんな意味があるのでしょうか。通常は、先祖や故人に感謝し、冥福を祈り、近況を報告するようです。さらに、仏教では、忙しい現代人にとって、世俗と一切を断ち切って、冷静に人生を見つめる得難い機会としてほしいとあります。 お墓参りだけでなく、忙しい業界の皆さんにとって、一日に一度、ほんの数分で良いので、仕事から離れ、冷静に自己を振り返る時間は欲しいものですね。