企業まるごとカウンセリングは何するの?

最近、従業員の事前ストレスチェックが義務化されることになり、メンタルヘルス未然対策として「企業まるごとカウンセリング」について、問合せがあります。それが、テーマである「企業まるごとカウンセリングって何するの?」です。

大きく二つです。もともと未然対策が企業にとってはもっとも大切であると主張して参りました。まずは、働く人の心のケア。そして、もう一つが働きやすい環境づくりです。ES(従業員満足)を上げることが、働く人の心のケアにいいことは誰でもわかりますよね。そして、企業におけるカウンセラーの役割は、その環境づくりもあるのです。会社のこと、組織のことが分からないと「企業まるごとカウンセリング」は出来ません。

心のケアのカウンセリングは、常に従業員との面談を繰り返しています。最低でも1年に一度は、すべての社員とあえるようにしています。順番であるということを周知することで①カウンセリングの敷居を低くします。日本では、心の相談に行くことに対する抵抗感がまだまだ根強いです。また、そのことを知られることにも抵抗があります。それを無くすには、全員継続面談が有効です。そして、今ストレスなくても、いつかストレスフルなときがやってまいります。そのとき、常日頃から面談しているカウンセラーがいることは大変心強いものがあります。また、企業カウンセラーにとっても、全員と会うことで会社の問題点がつかみやすくなります。

さて、次は、働きやすい環境づくりです。問題点をつかむ事、絞り込むこと、そして解決に結びつけることが出来なければ、生産性の工場に繋がりませんし、企業も経費を使わないでしょう。その経験については、これからのブログを楽しみにしてください。

ご拝読有難うございました。

ササモ