茨城県定着支援事業を終えて

平成27年度茨城県地元就職・定着支援事業をNPO法人雇用人材協会と協力して行い、この3月で無事終了した。目的は、「人材確保・定着に係わる課題解決コンサルティング」でした。限られた予算で企業の分析を行い、課題を探し出し、提案するということを“企業まるごとカウンセリング”を活用してトライしてみたのが、実際だった。流れは、全員アンケート実施、アンケートの分析、そして約2日間10数名との個別面談を実施しました。本来の“企業まるごとカウンセリング”は、全員個別面談を実施してきましたが、限られた予算であったため、最大でも2日間しか取れなかったため、多少の不安がありました。

結論は、2日間の面談であっても、ほぼ緊急の課題は探りだせることが出来たかと思われました。「同じ思いでいたが、第三者から言われると確信になった。」との経営者の言葉でした。後は、実行に移すことだけだが、なかなかこれが難しい。それは、県の事業を越えての相談となろうかと思います。

しかしながら、様々な業界との触れ合いを通じて、見識も高まり、短期間である程度企業の問題点を把握することに自信が持てました。